絶景
現場の様子をアップしました。
工事も完成まで2週間あまりとなりました。
この絶景が見られるのもあとわずか!
- 2017.03.16 Thursday
- 美浜町海風を感じるリゾートハウス
- 16:37
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- by takumi003
籾山 有
momiyama tamotsu
愛知県知多郡武豊町の一級建築士事務所「住まい工房 たくみ設計」です。
分離発注方式で木の家、自然素材住宅、無垢材住宅を手の届く価格で提案しています。
事務所のホームページは
http://www.takumi-cm.com になります。こちらもぜひ御覧ください。
現場の様子をアップしました。
工事も完成まで2週間あまりとなりました。
この絶景が見られるのもあとわずか!
建築を表現するのに図面だけでなく模型を造って見てもらったほうが図面を見るよりも
効果を発揮することが多い。
お客様から模型で見てみたいということでスタディー模型を作りました。
建物のプロポーション、空間の大きさ、構造の安定性、日照、採光、通風などを検討できます。
図面が立体になるとお客様もよく理解でき、問題があれば早い段階で修正できるのもメリットのひとつです。
リビングの大開口からウッドデッキに出ればそこは第二のリビング。
木の香りに包まれた平屋です。
お客様がテレビの住宅番組でみたペーパー収納ホルダーを再現してみました。
トイレの壁飾りのようになりました。
壁はまだクロスを張る前の状態です。
お客様がネットで購入したステンドグラスを取付けました。
ネットで探したそうですが同じものがあるサイトでは
1/3で購入できたそうです。
色々調べると安く購入出来ることが分かりました。
今後ステンドグラスも取り入れて行きたいものです。
ちなみにステンドグラスの奥はワインセラーのあるカウンターバーになります。
窓からは、海が一望できます。
インナーテラスのある家が完成しました。
テレビ台とガラスの飾棚は施主様の希望通りとなり大変喜んでいただきました。
インナーテラスの屋根は強化ガラスをはめました。
3月〜4月には、ここから川沿いの桜並木を見ることができます。
施主様の要望のひとつです。
部屋の中央のトップライトは電動開閉式で通風と採光が居心地の良い空間となっています。
K様邸の天井は杉の無垢板を貼り壁はすべて珪藻土を塗りました。
床は桜の無垢フローリングです。
合板フロアーとビニールクロスは使っていません。
ビーニールクロスの接着剤の匂いはK様は気分が悪くなるそうです。
知多郡美浜町の初日の出
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます
2017年 元旦
ただいま建築中の現場からの初日の出をお届けします。
新たな気持ちで1日が始まります。
皆様のご健康とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
国産の某メーカーの太陽光パネル 7.8KWを設置しました。
瓦屋根工事の職人さんにお願いして取付金具を取り付けてもらいました。
雨漏りのない工法を採用しています。
海沿いですので屋根は瓦葺きの3寸勾配で、緩勾配用の瓦を吹きました。
午後5時前の海です。波もなく穏やかです。
昨日の夜は雨が降りましたが今朝から快晴で上棟を迎えることができました。
雨だったら中止の予定でした。よかった。ほっとしました。風もなく暖かい日です。
今日は大安のひらく(開く)です。
大安ひらく(開く)、大安みつ(満)、大安たつ(建つ)は建築には最良日で年間を通して
12日ほどしかありません。
新しい物事を始めるのに良い日とされる「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」の上棟日となりました。
大工さん6人で作業しています。
今日中に屋根まで終えることがでしました。時間は今、PM4:30です。
2階からの眺めは最高です。癒されますね。
愛知県農林水産部林務課の呼びかけで国有林の伐採現場の見学に行きました。
愛知県庁に集合して40名ほど参加しました。
終戦後に植林したヒノキ、杉の木が伐採時期に来ていて間伐しないと
森が荒廃し災害の原因となることがわかっています。
国産材の建築需要を増やし森林資源の循環を促し林業の活性化をめざすのが国の施策です。
2020年の東京オリンピックの国際競技場は木造で建築しますがこれをはずみとして
住宅以外にも木造建築を普及させたいということです。
間伐材の伐採作業
枝を払いながら3、4、5mの丸太に自動カットする機械(プロセッサ)
切った丸太を集積土場へ運搬する機械(フォワーダ)
丸太の集積土場
木材のプレカット工場の中の管理棟
外壁は杉板張り。経年変化でグレーに変色してきますが塗装をしなくても
木の味わいが出てこの変化が楽しみになります。
私が携わったお客様の中で杉板を張った方で将来的にも外壁の塗装はしないそうで
経年劣化ではなく経年変化を楽しみメンテナンスフリーの考え方でした。
講習を受けた会議室も木造です。
建設地の美浜海岸沿いには週末住宅や会社の保養施設がたくさん建っています。
建設地の近くの週末住宅に住まわれる方とお話する機会がありこの地の気候について多くの情報をもらいました。
冬は暖かいので夏よりも冬に訪れることのほうが多いそうで、夏は風がないとサウナのように暑くてたまらないとのこと。
海水浴に行ったときのジリジリとした太陽の熱を思い出します。日焼けで真っ黒になったこともありますね。
夏は夜でも蚊がいないので網戸はなしでオープンにできるそうです。塩分のある海風のせいなのかわかりませんがきっと
塩分を含んだ水には蚊が繁殖しないのでは?
木は塩水がかかり育たないそうです。10m先は海ですから。
台風の時は家が揺れるくらいの風を受け、怖いおもいをするそうです。海からの強風をまともに受けますから。
遮熱対策をして断熱性の高い家にしたいと思います。夏涼しく過ごせれば必然的に冬も暖かい家となります。
耐震性も考慮し、耐震等級2以上にします。
お話をうかがっているとき、鳥の群れが現れました。ヒッチコックの「鳥」の映画のような時もあり怖いそうです。
鳥の正体は知多半島に住みつく「鵜」です。
鵜の群れは魚の群れをいち早く察して集まって来るようです。
海面の下には潮の流れに乗った魚がいっぱいいることでしょう。
見ていると鵜の群れも移動しながらエサを採っています。
堤防からすぐ近くに魚が集まる時があるのですね。
鳥もいつもいるわけではないですが、今日は偶然に見ることができました。感激!